派手な展示飛行が自慢の岐阜基地航空祭、24日に開催

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開発中の輸送機、「XC-2」が展示されるのは岐阜基地だけ。
  • 開発中の輸送機、「XC-2」が展示されるのは岐阜基地だけ。
  • エンジンが抜かれた状態で保管されている「T-2 CCV」も航空祭の場で年に一度だけ披露される。
  • あちこちで開催される航空祭の中でも、岐阜基地での暴れっぷりは群を抜いている。
  • 異機種による大編隊飛行。テストパイロットの優れた技術があって成し得るものだ。
  • 試験塗装の機体が出てくるのも岐阜基地の特徴。
  • ブルーインパルスの展示飛行は午前中となる。

航空自衛隊・岐阜基地(岐阜県各務原市)は「岐阜基地航空祭」を24日に開催する。岐阜基地だけでしか見られないという機体や装備品も展示されるほか、今年はブルーインパルスの展示飛行も予定されている。

岐阜基地には、航空自衛隊の航空機やミサイルなどの装備品をテストする部隊、「飛行開発実験団」が所属しており、機体の限界性能を熟知したテストパイロットが展示飛行を披露するため、「飛行時の挙動は他の基地で行う航空祭よりも派手」という定評がある。

「岐阜基地でしか見られないものがある」というものもあるが、これもテストを行う部隊が所属していることに関係しており、国産の輸送機『XC-2』もそのひとつ。展示飛行は残念ながら今年も見送られてしまったが、地上展示は行われることが決まっている。

今年はアメリカ軍の輸送機「オスプレイが展示されるかもしれない」騒動が直前に浮上し、結果としてはこちらもフィリピンでの台風災害絡みで見送られることとなったが、オスプレイが展示されなくとも、飛行開発実験団のパイロットたちによる見応えのあるショーが期待できそうだ。

岐阜基地は名鉄・各務原線の三柿野駅から徒歩5分。来場者用の駐車場が設定されないため、鉄道利用を推奨している。航空自衛隊が誇るアクロバットチーム「ブルーインパルス」による展示飛行は、会場と沿線の混雑緩和を目的として、午前10時55分からの予定となっている。

《石田真一》

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