日本ミシュランタイヤは、「第43回東京モーターショー2013」にて世界初公開されたUDトラックスの実験車両『クオン・フューエル・デモンストレーター』に、トラック・バス用シングルタイヤ「ミシュラン X One」を提供したと発表した。
ミシュラン X Oneは、トラックの後輪に装着する2本(ダブルタイヤ)のタイヤを1本にするというコンセプトで、1車軸当たり約100kgの軽量化を実現。環境への負荷低減とコスト削減を同時に達成する。
サイドウォールの数がダブルタイヤの4枚からワイドシングルタイヤの2枚に減ることで、回転中のタイヤの発熱によって増加する転がり抵抗を削減すると同時に、軽量化されたタイヤ・ホイールユニットが発進・加速時の慣性力を低減する。この2つの効果により車両の燃料消費量の節約や燃費改善に貢献する。
同車輌には、ミシュラン X Oneの455/55R22.5(164L)サイズが後輪2軸に装着されている。