ロサンゼルスモーターショー主催団体は11月11日、米国で11月19日(日本時間11月20日未明)に開幕するロサンゼルスモーターショー13の恒例イベント、「デザインチャレンジ」の概要を明らかにした。スバル(富士重工)は、『SUBA-ROO』(『スバ-ルー』)を出品する。
ロサンゼルスモーターショーでは毎年、「デザインチャレンジ」と呼ばれるイベントを開催。主に米国カリフォルニア州にデザイン拠点を置く自動車メーカーが参加するデザインコンペティションだ。2013年はトヨタの米国デザイン部門、CALTYデザインリサーチをはじめ、スバル、マツダ、BMWグループ、そして初参加の中国メーカーなど8社がエントリーしている。
第10回目となる2013年のデザインチャレンジのテーマは、「自然の知恵」。スバルの日本のグローバルデザインチームの作品が、SUBA-ROO。
SUBA-ROOは、「アクティブ・ライフスタイル・パートナー」をコンセプトに、人体に装着して使用するロボットスーツ。カンガルーのように、自由自在に飛び跳ねて、目的地へ向かう新しい移動手段の提案だ。名前のスバ-ルーとは、スバル+カンガルーを意味する。
道なき道を行くオールラウンド性能は、スバルらしい部分。スバルが得意とする先進の安全システム、「アイサイト」も搭載。スバルのグローバルデザインチームは、「オン/オフ両ロード、海岸、建物の中など、場所を問わずモビリティの境界を広げ、パーソナルモビリティの楽しさを全ての人に届ける」と説明している。