日産自動車が11月19日18時30分、東京モーターショー13のプレビューイベントでワールドプレミアする『GT-R NISMO』。同車の画像とスペックが、米国の自動車メディアによってリークされた。
これは11月18日、米国の自動車メディア、『CAR AND DRIVER』のウェブ版に掲載されたもの。GT-R NISMOに関する情報を、公式発表よりもひと足早くリークしている。
GT-R NISMOは、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(ニスモ、NISMO)のノウハウを生かして開発する高性能プレミアムスポーツバージョン。『ジューク』や『フェアレディZ』(海外名:『370Z』)、『マーチ』などに続いて、ニスモの高性能プレミアムスポーツバージョンとして市販化される。
ノーマルの日産GT-Rは、最大出力550ps、最大トルク64.5kgmを発生するVR38DETT型3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。NISMO仕様では、どのような進化を遂げるのか。
同メディアによると、GT-R NISMOの3.8リットルV型6気筒ツインターボは、レーシングカーの『GT-R NISMO GT3』用の大容量ターボチャージャーなどにより、最大出力595ps、最大トルク66.5kgmを獲得しているという。ノーマルに対して、45ps、2kgmパワー&トルクが向上した計算。
もちろん、足回りも強化。GT-R NISMOの凄さを物語るのが、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースでのラップタイム。同メディアによれば、パワフルなエンジンと鍛え上げた足回りの組み合わせにより、GT-R NISMOはニュルブルクリンク北コースで、7分08秒69のラップタイムを計測したという。
これは、2013年モデルの7分18秒6に対して、10秒近い短縮。同メディアが掲載した画像からは、専用エアロパーツなど、GT-R NISMOの迫力のルックスが見て取れる。