三菱自動車は、電気自動車(EV)『i-MiEV』に新グレード「X」を設定するとともに、軽商用EV『ミニキャブMiEV VAN』を一部改良し、11月14日より販売を開始した。
i-MiEVは、省電力型ヒートポンプエアコンを軽自動車で初めて全車に標準装備するなど、装備を充実させた。また、上級グレードの「G」を廃止し、航続距離などの基本性能はそのままに、従来モデルより約90万円価格を下げた新グレード「X」を新規に設定。補助金適用後の実質負担金を約205万円とした。
また、エントリーグレードの「M」に運転席・助手席シートヒーターや急速充電機能を標準装備するなど、商品内容を充実させた。価格は従来モデルより約19万円値下げ。補助金適用後の実質負担金は約172万円とした。
ミニキャブMiEV VANは、暖房をサポートするため、シートヒーターを背面まで拡大するなど快適性を向上させた。
価格はi-MiEVが245万9100から290万1150円、ミニキャブMiEV VANが216万5100円から259万8750円。