ジャパン・マリンユナイテッド、新船首形状を採用した「80Cアルペジオ」を引き渡し

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ジャパン・マリンユナイテッド、「80BCアルペジオ」を引き渡し
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ジャパン・マリンユナイテッドは、舞鶴事業所(京都府舞鶴市)で建造していたサングリア・パイオニア・ツー向け「80BCアルペジオ」を引き渡した。

船は、プロペラ前後に装備した省エネデバイスであるSSD、SURF-BULBのほか、新船首形状となるLEADGE-BOWを採用した。様々な載貨状態で実海域性能の向上を図っており、燃料消費量削減とCO2排出量低減している。

また、従来の同面積の舵と比較して、高い揚力を持つルーパス舵を採用した。操縦性能を低下させることなく舵を小型化し、結果的に大きなカーゴスペースを確保した。船のホールド容積は、パナマックス・クラスの中でも最大レベル。

居住区画は、数値シミュレーションによる解析と起振機による振動実験を実施し、振動低減を図った。乗員の快適性向上を図った。

《レスポンス編集部》

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