JR西日本は11月1日、同社発行の交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」のサービス開始10周年を記念し大阪駅「時空の広場」でイベントを実施。同カードの初代CMキャラクターである仲間由紀恵さんがゲストとして登壇した。
10年前、ICOCA告知キャンペーンでCMやポスターを飾った仲間さん。ICOCAキャラクター「カモノハシのイコちゃん」と久しぶりに再会し、「ちょっと大きくなった?」と声をかけ、当時を振り返った。
同社取締役兼常務執行役員・鉄道本部営業本部長の柴田信氏は、「関西圏の253駅で利用できる交通系ICカードとしてスタートしたICOCAは、順次、岡山・広島エリアで使えるようになった。現在は、JRグループ各社をはじめ、民鉄や公営鉄道と連携し、利用可能駅は全国4300駅に、発行枚数860万枚に達した」と同カードの普及拡大を伝えた。
また会場には、イコちゃんとともに、SMART ICOCAのキャラクターである「スマートイコちゃん」も駆けつけた。SMART ICOCAは、クレジットカードによる電子決済でチャージ(入金)ができ、さらに列車での利用に応じて「J-WESTポイント」がたまるクイックチャージ版のカード。イコちゃんとスマートイコちゃんに囲まれた仲間さんは、「これからもがんばってほしい」と声をかけた。
ICOCA登場10周年を記念し、「ポケモンICOCA 」の発売や各種ポイント・クーポンプレゼント、ICOCAラッピング列車(大阪環状線)の運行など、さまざまなキャンペーンが展開される。