日本海事協会がアジア船級協会連合(ACS)の2014年度議長協会に選任され、同協会の上田徳会長が2014年1月1日から1年間、ACS議長を務めることになった。
ベトナムのハノイで開催されたACSの「21st アニュアル・エグゼクティブ・コミッティ・ミーティング」で2014年のACS議長について審議された結果、全会一致で同協会の上田会長がACS次期議長に選出された。
ACSは、1993年から毎年非公式の会合を開いてきたが、2010年に日本、インドネシア、中国、インド、韓国、ベトナムの6つの船級協会によって正式に結成された。海上での船舶の安全、環境保護のため、関係機関と連携し、技術的な支援などの活動を展開している。
上田会長のACS次期議長就任に当たって、アジア船主フォーラム(ASF)とアジア造船技術フォーラム(ASEF)など、関連機関と協力関係を深めながら、国際的な規制開発に関する議論でアジアの声をよりよく反映するため、ACSの活動を強化するとしている。