オークネットは、2013年9月度のオークネットバイクオークションにおける成約台数を集計し、排気量別ランキングをまとめた。
250ccクラスは、新型ロードスポーツの普及が早まっているため、人気のあった旧型スポーツ需要が減少。相場の展開も新型車中心に大きく移行している。ランキングトップはホンダ『フォルツァ』、2位はヤマハ『マジェスティ』、3位『スカイウェイブ』と、トップ3はビッグスクーターが独占した。
400ccクラスは、マルチ系のネイキッドが幅を利かせているため、市場に流通不足の状態が続いている。特に、カワサキZRX系、ゼファー系が全く衰えず、異例なまでの相場展開を見せている。1位はホンダ『CB400SF/SB』2位はヤマハ『ドラッグスター400』、3位はカワサキ『ゼファー400』だった。
401cc以上のクラスは、大型車の動きが活発で、特に高年式車や高額車に人気が集まっている。トップはハーレー『スポーツスター』、2位がホンダ『CB1300SF/SB』、3位がヤマハ『V-MAX』だった。
9月は全体的に、高い相場を保ったままでの推移が続いている。気温が平均的に高く店頭での賑わいが衰えていないことで、市場での流通玉確保が継続。例年とは異なる活況を見せつけている。