三菱自動車、仏リヨン再開発地域におけるスマートコミュニティ実証事業に参加…i-MiEV 15台を提供

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フランス・リヨン再開発地域におけるスマートコミュニティ実証事業
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三菱自動車は10月15日、仏リヨン再開発地域におけるスマートコミュニティ実証事業に参加、同社が提供する『i-MiEV』の利用が開始されたことを発表した。

三菱自動車は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と、委託先である東芝および東芝ソリューションが取り組む「フランス・リヨン再開発地域におけるスマートコミュニティ実証事業」の電気自動車(EV)カーシェアリングタスクに参加。同タスクにi-MiEVを15台提供する。

リヨン実証事業では、未来型スマートコミュニティのモデル都市の創造、日本企業の技術の導入、国際貢献、事業性や知見のフィードバックを目的とし、省エネビル・EVなどを含むスマートコミュニティに関する様々な技術や事業性を検証するため、4つのタスクを計画している。最終的には、これらタスクを統合し、総合的なエネルギーマネジメントシステムの構築を目指す。委託先の東芝グループは日本側企業の取りまとめとして、現地パートナー企業と協力して各タスクを推進している。

三菱自動車が参加するEVカーシェアリングタスクは、再開発に伴い発生する都市問題(交通渋滞、駐車スペース不足、排気ガス等)への対応や、太陽光発電の発電状況のモニタリング・発電予測・効率的なEVへの充電コントロールといった、再生可能エネルギーのマネジメントシステムの導入・実証を目的としている。

同社が提供した15台のi-MiEVを含む30台のEVは、現地カーシェアリング運営会社「Proxiway」に納車され、「Proxiway」が運営するカーシェアサービス「SUNMOOV'」の中で、今後約2年間、リヨン市再開発地域の住民と企業に使用される予定。

《纐纈敏也@DAYS》

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