阪急バスや京阪バスなどは10月9日、阪急電鉄の西山天王山駅(京都府長岡京市)を経由して、京阪電気鉄道淀駅(京都市伏見区)とJR西日本長岡京駅を結ぶバス路線を新設すると発表した。高速バスと鉄道の連携を目指す西山天王山駅の開業にあわせ、12月21日から運行を開始する。
西山天王山駅は、阪急京都線大山崎~長岡天神間に設置される新駅。駅の上を通る京都縦貫自動車道にも高速バスの停留所(長岡京バスストップ)を設置し、12月から運用を開始する。これにより阪急線と高速バスの接続を図る。
運賃や運行計画、停留所などの詳細は検討中だが、阪急バスと京阪バスが共同で運行する予定。1日の運行本数は平日20往復とし、朝夕は30分間隔、昼間は60分間隔とする。土曜・休日は終日60分間隔で14往復運行する。所要時間は淀駅~西山天王山駅間が約12分、西山天王山駅~長岡京駅間が約7分。京都縦貫自動車道は通らない。
関係各者は「関係者間で連携して新規路線バスの利用促進に努めてまいります」としている。