米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドは9月12日、米国ニューヨークにおいて、新型『タホ』と『サバーバン』を発表した。
タホとサバーバンは、シボレーブランドのフルサイズSUV。タホが標準ボディ、サバーバンがロングボディとなる。新型は2014年第1四半期(1-3月)、米国市場で発売される予定。
サバーバンは、初代が1935年に誕生し、新型が12世代目という老舗モデル。2012年は、サバーバンとタホ合計で11万7000台以上を販売。2013年上半期(1-6月)も、前年同期比16%以上の伸びを示す。シボレーによると、米国フルサイズSUVクラスをリードしているという。
新型の特徴が、「エコテック3」と呼ばれる直噴5.3リットルV型8気筒ガソリンエンジンの搭載。低負荷走行時に、一部シリンダーを止める気筒休止システムを採用。シボレーは、「V8エンジン搭載のセグメント車の中で、燃費は最高」と説明する。
この他、新型は、機能性も向上。2列目シートの足元の空間は、先代比でおよそ50mm広がった。2列目と3列目シートは、簡単な操作で格納でき、荷物スペースを拡大。パワーホールド機能も用意されている。