ロシアの自動車大手、GAZグループは9月12日、ロシアのニジニ ノブゴロド工場において、三菱『パジェロスポーツ』用のフレームの製造を開始した。
パジェロスポーツ用のフレーム製造は、三菱自動車とPSAプジョーシトロエンの合弁会社、PCMAロシアとGAZグループの合意に基づいて開始されたもの。GAZグループ製のフレームは、PCMAロシアのカルーガ工場へ出荷され、パジェロスポーツに装着される。
PCMA ロシアは2010年4月、セミノックダウン生産を開始。これまでに、プジョー『308』、『4007』、シトロエン『C4』、『Cクロッサー』、三菱『アウトランダー』を組み立ててきた。2012年7月にはプジョー『408』、同年11月には新型三菱『アウトランダー』のノックダウン生産も始まった。
GAZグループのBo Inge Andersson社長兼CEOは、「三菱パジェロスポーツ用フレームの製造開始は、我々の高い能力を主張するもの」とコメント。
PCMA ロシアの稲森 嘉哉 副部長は、「パジェロスポーツは、アウトランダーに続く三菱のロシア現地生産車。信頼できるロシアのパートナーを見つけることは、重要なこと」と述べている。