トヨタ タンドラ の2014年型、米国テキサス工場で生産開始

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トヨタ タンドラの2014年モデル
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トヨタ自動車は8月1日、米国テキサス工場において、『タンドラ』の2014年モデルの生産を開始したと発表した。

タンドラは、トヨタの北米専用フルサイズピックアップトラック。フォードモーターの『F-150』、GMのシボレー『シルバラード』、クライスラーグループの『ラム』などと競合する。現行タンドラは2006年、シカゴモーターショーでデビュー。それから7年を経た2013年2月、同じくシカゴモーターショーで、初の大幅改良モデルが初公開された。

外観は、従来よりも力強いデザインに進化。これはトヨタの米国カリフォルニア州のデザイン部門、Caltyによるもので、一新されたフロントマスクが特徴。ボンネットとグリルは一体デザインとなり、メッキ部分を強調。バンパーも3分割の新形状。

インテリアも、一新。ダッシュボードは操作性を引き上げた新デザインとし、シートも新設計して快適性を向上。室内各部のクオリティも引き上げた。メカニズム面では、サスペンションのチューニングを見直し、乗り心地を改善。

今回トヨタは、2014年型タンドラの生産を、米国テキサス州サンアントニオのTMMTX(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・テキサス)で開始。同工場では小型ピックアップトラックの『タコマ』も組み立てており、年産能力は20万台。2800名以上を雇用している。

2014年モデルのタンドラは、全米で9月に発売される予定。この9月には、テキサス工場は累計生産100万台に到達する見込み。10月には、工場完成から10周年の節目を迎える。

《森脇稔》

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