ブライトリング・ジェットチーム福島再訪、フルショー実施

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ブライトリング・ジェットチームが福島県を再訪。ふくしまスカイパークを舞台に迫力あるフルショーを行った。
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みんなで大空を見上げようプロジェクト実行委員会は8月7日、ふくしまスカイパーク(福島県福島市)にて、ブライトリング・ジェットチームによるエアショーを実施した。5月に予定していたいわき市でのショーが悪天候で中止となったが、福島への再訪が実現した。

ブライトリング・ジェットチームは、スイスの高級腕時計メーカー「ブライトリング」が所有する民間のエアロバティック(アクロバット飛行)チーム。フランス空軍の元戦闘機パイロットで構成され、チェコ製のジェット練習機『L-39C アルバトロス』7機を飛ばしている。

今春からアジアツアーを開始し、その最後の地として福島県内でのフライバイやショーを予定していたが、東日本大震災で甚大な被害を受けた太平洋沿岸地域のフライバイと、いわき市内でのフルショーは悪天候によって中止。チームは神戸空港に機体を留置し、一時帰国していた。

8月に機体を取りに戻る予定となっていたが、福島県内の子供たちから「また見たい」という強烈なラブコールを受け、福島県への再訪と、フルショーの実施が急きょ決定した。

フルショーの会場となったふくしまスカイパークは山頂部にあり、公共の交通機関で訪れることが困難な場所であることから、観客については福島在住者を対象とした自家用車組と、福島駅からの専用バスツアーによる利用者に限定。来場者は限られる状態となったが、初日となった7日は約3100人が訪れた。

直前には周囲で雷雲が発生したが、スカイパークだけは見事に晴れ渡り、迫力あるショーを堪能することができた。

《石田真一》

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