クライスラーグループ第2四半期決算、純利益は16%増

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クライスラーグループの米国本社
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米国の自動車大手、クライスラーグループは7月30日、2013年第2四半期(4‐6月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、第2四半期の売上高は180億ドル(約1兆7645億円)。前年同期の168億ドルに対して、7.1%増加している。

また、第2四半期の純利益は、5億0700万ドル(約497億円)。前年同期の4億3600万ドルに対して、16%の増益となった。

増収・増益となった大きな要因が、地元の米国での好調な新車販売。第2四半期の米国新車販売は、前年同期比17%の伸び。大型ピックアップトラックの『ラム』をはじめ、ジープ『グランドチェロキー』の販売が増加。また、2013年第2四半期の世界新車販売は、64万3000台。前年同期比は10%増だった。

クライスラーグループのセルジオ・マルキオンネ会長兼CEOは、「第2四半期は大変強固な結果を残した。新商品の投入や生産能力の引き上げにより、2013年後半も業績を伸ばす」と述べている。

《森脇稔》

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