急成長中の中国高級車市場で、トップシェアを握るドイツのアウディ。同社が中国現地生産車を、さらに増やすことが分かった。
これは7月25日、アウディが明らかにしたもの。同社は「2014年から、新型アウディ『A3』の中国現地生産を開始する計画」と発表している。
アウディとその親会社のフォルクスワーゲングループは、中国自動車大手、第一汽車(FAW)と提携。吉林省の長春に現地合弁工場を設立し、アウディ『A6L』、『A4L』、『Q5』、『Q3』を組み立てている。
2014年に生産開始予定の新型A3は、5番目の現地生産車。5ドアハッチバックの『A3スポーツバック』と、4ドアセダンの『A3セダン』を組み立てる計画。
アウディの中国部門、Dietmar Voggenreiter代表は、「A3とQ3。アウディは、中国で成長中のプレミアムコンパクトクラスに、2車種の現地生産車を用意する最初の自動車メーカーになるだろう」と述べている。