カービューが発表した2013年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期の500万円から7300万円増の7800万円となった。
SNS事業は、自動車関連事業者向けブログ等のサービスを提供する「みんカラ+」の利用事業者の新規獲得が伸び悩んだが、その一方で、ヤフーとの連携で開始した広告売上やアフィリエイト収入の計上が貢献し、売上高は前年同期並みとなった。
自動車総合ウェブサイト「carview!」における広告事業と、中古車輸出入支援ウェブサイト「tradecarview.com」も堅調だったが、国内事業において査定仲介サービスの利用ユーザーの集客活動を抑制したことが影響し、売上高は同22.7%減の8億9100万円と落ち込んだ。
利益面では国内事業の利益構造の改善により大幅に回復。経常利益は約8倍増の8600万円となった。当期純利益については、大阪支社閉鎖に係る費用等、特別損失4393万円を計上し、同25.9%増の900万円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。