東京都は7月18日、東京タクシーセンター、東京ハイヤー・タクシー協会、東京都個人タクシー協会で構成する「銀座ショットガン運営協議会」が、隔地駐車場からのタクシー配車システムの本格運用を9月2日から開始すると発表した。
今回運用を開始するタクシー配車システムは、ETCアンテナを銀座1号乗り場とタクシーの待機場となる築地川第一駐車場に設置して、待機車両台数を管理することで、自動での配車管理を可能にするもの。ETCを活用した、隔地駐車場からの配車システムの導入は全国初となる。
銀座地区では、指定された乗り場以外でのタクシー乗車が禁止される22時から翌1時の間、客待ちタクシーによる長い待機列が発生しており、特に銀座1号乗り場では、ピーク時に1km(約160台)を超える客待ちタクシーの待機列が交通渋滞や景観の悪化を引き起こしている。
今回の配車システム運用により、タクシー待機列を解消し、円滑で安全な交通環境の実現を目指す。