【レクサス IS 新型】「居住性とスポーティの両立がテーマ」レクサスデザイン部 片桐正グループ長

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レクサスの新型『IS』は、後席を広くするためホイールベースを先代に比べて70mm拡大した。デザインのとりまとめを担当したレクサスデザイン部の片桐正グループ長は「居住性を確保しつつ、スポーティなスタイルの両立がデザインのテーマだった」と振り返る。

片桐氏は「先代はリア空間がちょっと狭いという意見があった。今回はプレミアムセダンとしての基本を押さえるために、ホイールベースを伸ばしてリア空間を広げた。その一方でISとしての独自性であるスポーティにみせるという、ある意味、相反していることを実現するために、どこをどうすればいいのか、いろんなことを考えた」と明かす。

具体的には「俯瞰してみるとキャビンが紡錘型になっていて前後が引き締まっている。これはスピンドルグリルから後方へ貫くように流れるキャラクターラインの造形で表現した。それに対してタイヤが四隅で踏ん張っている。タイヤの見えシロを増やすことで、スポーティ感を出せるのではないかということでトライした」と語る。

さらに「寸法的にいじめることはしないが必要のないところは削った。タイヤが踏ん張っているプロポーションは大事。タイヤの張り出しは、車のスポーティさを表現するにはやはり必要なので、今後も使えると思う」とし、他のレクサスモデルへの展開を示唆した。

《小松哲也》

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