小学生の自転車をひき逃げ、ナンバー目撃が逮捕につながる

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7月9日午後8時ごろ、京都府京都市南区内の市道で、自転車で道路を横断していた11歳の男児に対し、交差点を左折進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男児は重傷。クルマは逃走したが、警察は後に46歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

京都府警・南署によると、現場は京都市南区上鳥羽卯ノ花付近。11歳の男児は近くの公園でサッカーの練習を終え、友人数人と自転車で走行していたところ、近くの交差点を左折進行してきた乗用車にはねられた。

男児は左足を骨折するなどの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始した。

現場近くにいた人が逃走するクルマのナンバーを目撃しており、警察はこれを元に兵庫県宝塚市内に在住する46歳の男から任意で事情を聞いたところ、容疑を大筋で認めたことから10日に自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「逃げたことについては間違いない」と供述しており、警察では事故発生の状況について詳しく調べている。

《石田真一》

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