商船三井のコンテナ船、曳航していた前半部分も沈没

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商船三井は、インド洋で船体が破断したコンテナ船「MOLコンフォート」について曳航中に火災が発生していた船体前半部が7月11日午前4時頃(日本時間)沈没したと発表した。

MOLコンフォートは、6月17日にインド洋を航行中、船体が中央部で2つの部分に破断した。船体前半部を曳航船で曳航していたが、火災が発生、荒天の影響もあって鎮火しない状況が続いていたが、火災の進行とともに傾斜が進み北緯19度56分/東経65度25分付近の公海(水深約3000メートル)に沈没した。

同社は沈没の事実を船籍国のバハマ当局、インド当局を始めとする関係各位に連絡した。

現地は夜間のため、油の流出の有無、コンテナの浮遊は確認できていない。引き続き監視船を現場にとどめて状況を監視している。

船体後半部は、既に沈没している。

《レスポンス編集部》

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