国内4メーカーの協賛を得て、今年10開催の三宅島エンデューロレースがますます充実している。
2013年のレースは、国内賞金日本一に、抽選賞品としてエンデューロマシンの頂点に位置するホンダ『CRF250L』の新車1台が加わった。チャレンジクラスにエントリーした選手に抽選で贈られる。
同レースの賞金は、全クラスを対象として1位~6位までに賞金が用意されている。総合1位30万円、2位15万円、3位10万円、4位5万円、5位4万円、6位3万円だ。そのほか各クラス別に1位~6位まで、5万円~1万円相当の三宅島特産品などの賞品がある。
そして2013年、協賛するホンダから用意されたのがCRF250Lだ。しかも、三宅島の海と緑を象徴する三宅島オリジナルデカールだ。海がめのシルエットや海に浮かぶ島影がデザインされて、まさに自然に溶け込むカラーリングとなっている。
市販のCRF250Lは、エクストリームレッドとロスホワイトの2パターン。同レースオリジナルデカールは白をベースにした緑と青。前2つとはまったく違う性格のものだ。
同レースのクラスは大きく分けて2種類。国際A級とB級ライセンス所持者が参加するエキスパートクラスと、エンデューロレース初心者でも参加できるチャレンジクラスがある。両者が同時に同じコースを走るため、賞金は国内最高だがチャレンジクラスの参加選手が手にすることはなかなか難しい。
用意されたCRF250Lは新車で約45万円。チャレンジクラス参加者に大きな楽しみを与える。さらに、抽選のため力量よりも強運がものをいう。
CRF250Lは市街地走行でもオフロードでも扱いやすく、新世代の水冷250ccのDOHC単気筒エンジンは、レースでのパフォーマンスも期待できるモデルで、チャレンジクラス参加者にとって、この上ない賞品となるはずだ。
三宅島エンデューロレースのエントリーは、8月下旬を予定している。注目の同レースオリジナルでカールのマシンは、都庁1階で8月12日~18日まで、また、8月19日の「バイクの日」イベントでも展示される予定だ。