GMの欧州部門のオペルは7月3日、『インシグニア カントリーツアラー』の概要を明らかにした。実車は9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13で初公開される。
オペル インシグニアは2008年7月、ロンドンモーターショー08で発表。『ベクトラ』の後継に当たるミッドサイズクラス車で、ボディは4ドアセダン、5ドアセダン、ステーションワゴンの3種類を設定する。
今回、オペルが発表したインシグニア カントリーツアラーは、インシグニアのステーションワゴンをベースに、SUVテイストを付加した派生車種。すでに、ボルボカーズは、『V70』をベースにした『XC70』、アウディは『A6アバント』と『A4アバント』に「オールロードクワトロ」を用意している。これと同様のコンセプトで登場したのが、インシグニア カントリーツアラー。
インシグニアのステーションワゴンに対して、車高を20mm引き上げ。樹脂製のフェンダーアーチやアンダーガードを追加する。グリルやバンパーや専用デザイン。リアには、デュアルエグゾーストを採用する。
また、インシグニア カントリーツアラーには、先進の4WDシステムを装備。路面や走行状況に応じて、最適な駆動トルクを前後に配分。オフロード走行にも配慮している。