JTBは6月24日、世界文化遺産への登録が決定した富士山関連の訪日外国人向けツアーを拡充すると発表した。
JTBグループでインバウンド(訪日)旅行専門のJTBグローバルマーケティング&トラベルが行うもので、欧米豪からの訪日外国人中心に親しまれてきた定番型観光ツアー「サンライズツアー」と、成長著しいアジアマーケットを意識して今年4月から販売開始した体験重視型の「エクスペリエンスジャパン」の2ブランドで展開する。
富士山関連ツアーへの参加者にお土産として「富士山の絵とツアーロゴが入ったオリジナル日本手ぬぐい」をプレゼントするほか、「山岳信仰」をテーマにしたツアーやサイクリングツアーなど新しいコンセプトのツアーを7月4日から順次発売する。
さらに、10月以降は、環境保護を目的の1つとしたツアーも実施する予定だ。
富士山関連ツアーとしては、現行の6コースから約25コースに拡充し、7月~12月までで合計1万5000名の利用をめざす。