ホンダが6月20日、日本国内で発表した新型『アコード ハイブリッド』。米国でも、同車が発表されている。
北米向けの『アコード』は2012年9月、新型にモデルチェンジ。現地ではガソリンエンジン搭載車とプラグインハイブリッドが用意されているが、アメリカンホンダは6月20日、北米向けの新型アコードにも、ハイブリッドを追加設定した。
同じアコード ハイブリッドを名乗っても、日本仕様と北米仕様では、外観が違う。北米仕様は、フロントグリルがコンパクト。一方、日本仕様は大型グリルが特徴で、メッキの装飾が強調されたデザイン。
また、北米仕様のガソリン車と比較すると、現地向けのハイブリッドは、LEDデイタイムランニングライトやリアスポイラーを専用装備。アルミホイールのデザインも専用とした。
ハイブリッドシステムは基本的に共通。北米仕様も、アトキンソンサイクルの2.0リットル直列4気筒ガソリン「i-VTEC」を搭載。これに、2個のモーターを組み合わせた新世代のハイブリッドシステムで、走行用モーターは最大出力169psを発生する。
米国では2013年1月、新型『アコード プラグインハイブリッド』を、日本に先駆けて発売。通常のハイブリッドは、現地では10月に発売予定。ホンダの米国ハイブリッドラインナップが、充実することになる。