日本とベトナムとの航空当局間協議が、6月11日から12日にかけて、東京で開催され、羽田空港の昼間時間帯に国際線の発着枠が倍増する2014年3月末、日本・ベトナム双方が1日2スロットずつ獲得する枠組みを設定することで合意した。
着陸1回当たり1スロット、出発1回当たり1スロットとカウントする。
羽田空港は昼間時間帯に2014年3月末、国際線の発着枠を現在の3万回から6万回に増加する。この段階に、日本・ベトナム双方が発着枠を1日2スロットずつを獲得する。
現在の夏季スケジュールで、日系航空会社がベトナム線を旅客便週21便、ベトナム航空が旅客便週45便運航している。
旅客の輸送実績は2009年が61万8000人だったが、2012年には110万人に増えている。
羽田の昼間時間帯の発着枠が3万回増加するのに伴って発着回数で合意した国は英国、フランス、中国、シンガポール、タイ、ドイツに続いてベトナムが7カ国目となる。