ヒュンダイの2014年WRC マシン、i20…最新版がシェイクダウンテスト完了

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ヒュンダイ i20 WRC のシェイクダウンテスト
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韓国ヒュンダイモーター(現代自動車。以下、ヒュンダイ)の欧州法人、ヒュンダイモーターヨーロッパは3月27日、『i20 WRC』のシェイクダウンテストを完了したと発表した。

ヒュンダイは2012年9月、パリモーターショー12において、WRC(世界ラリー選手権)への参戦を発表。その後、2013年3月、ジュネーブモーターショー13でi20 WRCの最新バージョンを初公開。2014年シーズンからのWRC参戦に向けて、準備を進めている。

i20 WRCは、ヒュンダイの欧州向けの主力コンパクトカー、『i20』をベースに開発されたWRCマシン。搭載エンジンは1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ。最新バージョンでは、初期のプロトタイプ車と比較して、エアロダイナミクス性能やシャシー、サスペンション、冷却性能などが引き上げられた。

今回、ヒュンダイは、最新版のi20 WRCのシェイクダウンテストをドイツで実施。3日間、トータル550kmを走行し、無事にこのシェイクダウンテストを完了した。今後も2014年の実戦デビューに向けて、精力的にテストを続ける計画。

ヒュンダイは1998年、WRCのF2クラスに初参戦。2シーズンを戦った後、2000年に『アクセント』でWRCの最高峰へステップアップした。しかし、期待された結果を残せず、2003年をもってWRCから撤退。ヒュンダイのWRC復帰は、約10年ぶりとなる。

《森脇稔》

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