出会い頭衝突で1人死亡、積荷の接着剤が流出して長時間の通行止めに

自動車 社会 社会

5月21日午前5時ごろ、岐阜県岐阜市内の市道で、交差点進行していた軽乗用車と中型トラックが出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車を運転していた43歳の女性が死亡。トラックからは積荷の接着剤が漏れ出し、現場は7時間に渡って通行止めとなった。

岐阜県警・岐阜北署によると、現場は岐阜市溝口中付近で片側1車線の直線区間。交差点には信号機が設置されているが、この時間帯は点滅信号となっており、軽乗用車側に一時停止の義務があった。軽乗用車と中型トラックの双方は減速や一時停止をしないまま交差点に進入。出会い頭での衝突に至ったものとみられる。

軽乗用車は大破し、運転していた各務原市内に在住する43歳の女性が頭部強打で死亡。トラックは衝突を避けようと急ハンドルを切った結果として横転。運転していた49歳の男性が足を打撲する軽傷を負ったほか、積荷として積載されていた木工用の水溶性接着剤が路上に流出した。

接着剤は道路の一部を埋めるような状態となり、撤去作業のために現場は約7時間に渡って通行止めとなった。

警察はトラック運転者から自動車運転過失致死容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース