レクサスが5月16日、日本国内で発売した新型『IS』。同車に、TRD(トヨタ・レーシング・デベロップメント)から、カスタマイズアイテムが発表された。
これは、TRDが公式サイトで明らかにしているもの。新型レクサスIS用のTRD「Fスポーツパーツ」の設定がアナウンスされている。
外観は、専用エアロパーツをラインナップ。フロントスポイラー、サイドスカート、リアスポイラー、リアディフューザーで構成される。フロントスポイラーは、左右分割デザイン。TRDによると、適切なダウンフォースと迫力のフロントマスクを作り出すという。
スポーツマフラーも用意。これはリアディフューザーとセット装着となっており、TRDは「安定したダウンフォースと直進安定性をもたらすリアディフューザーに、音色へのチューニングを施したマフラー。高級感がありつつもスポーティなデザインが、迫力あるリアビューを演出」と説明する。
また、足元は19インチサイズの鍛造アルミホイールで引き締めた。推奨タイヤサイズは、フロントが245/35ZR19、リアが265/30ZR19。パフォーマンスダンパーやメンバーブレースもラインナップ。
スポーツサスペンションは、TRDとしては初めて、表面処理技術のDLCアブソーバーを採用したAVS機能付きサスペンションを新開発。DLCとは、ダイヤモンド・ライク・カーボンの略。炭素原子をクロームめっき部に電着させることで、ダイヤモンドと同程度の硬度の皮膜を形成する表面処理技術を指す。TRDはDLCアブソーバーの効果について、「アブソーバーロッドの動き出しがスムーズになることで、サスペンションをより効果的に作用させることが可能。ステアリングフィールの向上と上質な乗り心地を両立」と説明している。
新型レクサスIS用のTRD「Fスポーツパーツ」は、全国のレクサスディーラーで販売される。