米国の自動車大手、クライスラーグループのジープブランドは5月17日、「JK」型と呼ばれる現行『ラングラー』の累計生産台数が、100万台に到達したと発表した。
現行のJK型は、ラングラーの3世代目モデルとして、2007年にデビュー。2ドアと4ドアの「アンリミテッド」の2種類が用意される。
累計生産100万台目となる現行ラングラーは5月17日、米国オハイオ州のクライスラーグループ・トレド組み立て工場でラインオフ。生産開始から、およそ6年での累計生産100万台達成となった。
記念すべき100万台目のラングラーは、「ルビコン10thアニバーサリーエディション」。米国フロリダ州の顧客に向けてラインオフし、工場の従業員が100万台の出荷を祝福。
クライスラーグループのマウロ・ピーノ生産担当副社長は、「世界中で販売されたジープラングラーは、全てトレド工場製。80年前に稼働して以来、トレド工場の従業員は誇りと情熱を持ち、クオリティを重視して、生産にあたってきた。次の100万台にも期待したい」と述べている。