ポルシェ 918 スパイダー、PHVシステムの詳細発表…トータル出力880ps以上

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ポルシェ 918 スパイダー
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ポルシェが2013年末、市販予定の新型プラグインハイブリッド(PHV)スーパーカー、『918スパイダー』。同車のパワートレインの詳細が公表された。

これは5月16日、ポルシェが明らかにしたもの。918スパイダーの新たなオフィシャル写真を配信すると同時に、同車の先進のプラグインハイブリッド(PHV)システムの内容を発表している。

今回、明らかになったのは、エンジンの排気量。レーシングカーの『RSスパイダー』譲りのV型8気筒ガソリンエンジンは、排気量が4.6リットルと確定した。最大出力も612ps、最高許容回転数も9150rpmと公表。ポルシェによると、リッター当りの出力は約132psで、ポルシェの自然吸気エンジンでは最大だという。

918スパイダーは、このV8エンジンに2個のモーターを組み合わせたPHVシステムを搭載。それぞれのモーターの最大出力は、フロントが130ps、リアが156psと決定。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、880ps以上となる。

二次電池は、蓄電容量7kWhのリチウムイオンバッテリー。918スパイダーは、「Eパワー」と呼ばれるEVモードを備え、最大30kmをゼロエミッション走行できる。EVモード時の0-100km/h加速は7秒以下、最高速は150km/h。

また、車両重量は約1640kgとアナウンス。これは、軽量なCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)採用の効果による部分が大きい。

《森脇稔》

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