豊田自動織機、第五次環境取り組みプランを策定

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豊田自動織機、第五次環境取り組みプラン
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豊田自動織機は、2011年度から2015年度までの活動計画である「第五次環境取り組みプラン」を策定した。

第五次環境取り組みプランでは、今後重要視される環境課題のうち、豊田自動織機グループとして「低炭素社会の構築」、「循環型社会の構築」、「環境リスク低減と自然共生社会の構築」、「環境マネジメントの推進」の4つを柱として取り組みを推進する。

具体的には、製品の効率改善などによるCO2排出削減を推進する。2015年度までに主要製品の市場でのCO2排出量を2010年度比10%低減する。

生産活動でのCO2排出削減の徹底でも2015年度までにCO2排出量を2005年度比18%削減する。

循環型社会の構築では3R(リデュース、リユース、リサイクル)を織り込んだ資源循環に寄与する製品設計を推進するとともに、歩留まり向上により資源使用量を削減する。

環境リスク低減と自然共生社会の構築では、化学物質の適正管理、排水リスク低減による環境リスクの最小化を図る。

環境マネジメントの推進では、「2015年度にCO2キャンセル」を目指したCO2排出削減活動を強化する。

CO2キャンセルとは、工場での生産活動によるCO2排出量を、製品の効率改善などによるCO2排出削減量で相殺することを意味し、第五次環境取り組みプランから、独自の考え方として新たに目標に掲げて活動を推進する。

同社では2012年度、生産活動によるCO2排出量と製品の効率改善によるCO2削減量について詳細条件を決定し、シミュレーションを行った結果、2015年度にCO2キャンセルを達成することを目標とした。

また、CO2キャンセル達成後は、2倍キャンセルなど、更なる高い目標に向けて活動を推進する。

《レスポンス編集部》

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