パイオニア3月期業績見通し、事業構造改善費用計上などで当期赤字に転落

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パイオニアは、2013年3月期連結決算で、特別損失として事業構造改善費用65億円を計上すると発表した。

これに伴って通期業績見通しを修正した。

売上高では、カーエレクトロニクスの売上は計画通りに推移したが、主にホームエレクトロニクスの売上が計画を下回ったことから、前回発表に対して70億円マイナスの4500億円となる見込み。

営業利益は、ホームエレクトロニクスの売上高の減少による売上総利益の悪化に加えて、カーエレクトロニクスのコストダウンが計画を下回ったため、前回発表に対して40億円減少し、60億円となる見込み。

経常利益は、営業利益の悪化に伴って40億円マイナスの10億円となる見込み。

当期損益は、営業利益の悪化に加え、事業構造改善費用65億円を見込んだことや、繰延税金資産の取崩しなどで50億円悪化することから、前回発表に対して155億円悪化し、195億円の赤字となる見込み。

2013年3月期の期末配当は、当期赤字となることなどから無配となる。

《レスポンス編集部》

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