GMの高級車ブランド、ビュイックは4月19日、中国で4月20日に開幕する上海モーターショー13のプレビューイベントにおいて、『リビエラ コンセプト』を初公開した。
ビュイックは1963年、初代『リビエラ』を発表。大排気量のV8ガソリンエンジンを積んだフルサイズの2ドアクーペとして、人気を集めた。しかし1998年、8代目モデルをもって生産を終了している。
リビエラの名前を冠したコンセプトカーは、2007年の上海モーターショーに登場。その後、市販には至らなかった。ビュイックが今回の上海モーターショー13でワールドプレミアするリビエラ コンセプトは、2007年のコンセプトカーとは無関係で、新たに開発した1台。
そのデザインはGMと上海汽車の中国合弁、上海GMや中国の現地技術開発を主導するPATACが担当。ビュイックの将来のデザイン言語を提示したコンセプトカーになる。
リビエラ コンセプトの外観は、ダイナミックに流れる水がモチーフ。ビュイックによると、エレガントなデザインの追求に重点が置かれた。また、クーペフォルムは、リビエラの伝統を表現したもの。
パワートレインに関しては、プラグインハイブリッドと公表。GMが新開発した「デュアルモードW-PHEV」システムは、車体フロア下のパネルを通じて、非接触充電を行うワイヤレスシステムを採用しているという。