シトロエンの小型MPV、C4ピカソ 新型発表

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新型シトロエン C4ピカソ
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フランスの自動車大手、シトロエンは4月2日、新型『C4ピカソ』の概要を明らかにした。

新型C4ピカソは、2013年3月のジュネーブモーターショー13で初公開されたコンセプトカー、『テクノスペース』の市販バージョン。このテクノスペースがほぼそのまま、新型C4ピカソとして、デビューを飾った。

シトロエンは1999年、小型MPV市場に参入。『クサラ ピカソ』、C4ピカソ、『グランドC4ピカソ』、『C3ピカソ』を発売。累計販売台数はほぼ300万台に到達しており、成功を収めている。

新型C4ピカソには、空気抵抗を示すCdA値が0.71と、エアロダイナミクス性能の高いデザインを導入。フロントは、新しいダブルシェブロンや斬新なヘッドランプを配した。リアには、「3D」と称するLEDテールランプを採用。ボディサイズは、全長4430×全幅1830×全高1610mm。先代比で、全長は40mm短いが、ホイールベースは55mm延ばされた。

新型のインテリアは、ガラスエリアを大きく取り、開放感を重視したのが特徴。小型MPVに求められる快適性も高レベルで追求した。シトロエンによると、クラス最大級の室内スペースを備えるという。荷室容量はVDA計測法で537リットルと、先代比で40リットル増え、クラスをリード。後席を倒せば、最大630リットルに拡大する。

また新型には、PSAプジョーシトロエンが新開発したモジュラープラットホーム、「EMP2」を採用。アルミや高張力スチール、コンポジット素材の採用などにより、先代比で最大140kgの軽量化を成し遂げた。

欧州仕様のエンジンは、ガソリンとディーゼルの複数を用意。中でも、「e-HDi 90エアドリーム」と呼ばれるディーゼルは、欧州複合モード燃費26.2km/リットル、CO2排出量98g/km。シトロエンは、「ハイブリッドを除く小型MPVとしては、初のCO2排出量100g/km以下」と、高い環境性能をアピールしている。

《森脇稔》

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