ポートライナー、平日朝ラッシュ時の三宮発を増便 神戸新交通

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ポートライナーの三宮駅。平日朝8時10~40分の運行本数が2本増える。
  • ポートライナーの三宮駅。平日朝8時10~40分の運行本数が2本増える。
  • ポートライナーの神戸空港駅。運行本数が増えるのは神戸空港行きで、ポートアイランドを周回する系統は現在と同じ本数となる。

神戸新交通はポートアイランド線(ポートライナー)のダイヤ改正を3月29日に実施する。平日朝ラッシュ時の運行本数を増やし、混雑を緩和する。

神戸新交通は兵庫県神戸市などが出資する第三セクター。神戸港内に造成された人工島のポートアイランドと神戸空港、六甲アイランドのアクセス路線としてポートライナーと六甲アイランド線(六甲ライナー)の2路線を運営している。このうちポートライナーは、神戸市内中心部の三宮駅からポートアイランドを経て神戸空港駅まで往復する系統と、三宮駅からポートアイランド内を周回して三宮駅に戻る系統が運行されている。

今回の改正では、平日朝ラッシュ時の三宮発8時10~40分について、混雑緩和のため神戸空港行きの運行本数を現在より2本多い9本とする。ポートアイランドを周回する系統の本数は現在と同じ5本。これにより運行間隔は6秒短い2分23分となる。

ただし、前後の時間帯では運行間隔を長くするため、三宮発7時56分~9時4分の運行本数で見ると現在と同じ27本となり、このうちポートアイランドを周回する系統は現在より2本少ない10本、神戸空港行きの系統は2本多い17本となる。

《草町義和》

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