6人死傷の事故、運転していた少年を危険運転容疑で逮捕

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昨年9月、福岡県北九州市門司区内の市道で発生した6人死傷の事故について、福岡県警は2月27日、事故を起こした乗用車を運転していた19歳の少年を危険運転致死傷や道路交通法違反(無免許運転、定員外乗車)容疑で逮捕した。容疑を認めているという。

福岡県警・門司署によると、問題の事故は2012年9月23日の午前0時40分ごろ発生している。北九州市門司区瀬戸町付近の市道(片側1車線の緩やかな右カーブ)を進行していた乗用車が対向車線側へ逸脱し、そのまま道路右側の電柱に衝突。クルマは横転中破し、18歳の男性が死亡。運転していた同区内に在住する19歳の少年を含む5人が重軽傷を負った。

少年は違反累積により、事故当時は免許停止の状態。クルマは定員を超える6人が乗車し、100km/h超の速度で走行していたことが判明した。

このため、警察は運転していた少年の回復を待ち、2月27日に危険運転致死傷と道交法違反容疑で逮捕した。警察では少年を厳しく追及。事故に至った経緯などを詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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