日本クルーズ客船は、鉄旅オブザイヤー実行委員会が主催する、「鉄旅OF THE YEAR 2012」において、準グランプリを受賞したと発表した。
「鉄旅OF THE YEAR」とは、旅行のプロが企画性やオリジナリティにこだわって造成した、国内の優れた鉄道旅行商品に対して表彰を行うことを目的とした賞。
日本クルーズ客船は、「鉄旅OF THE YEAR 2012」において、同社が2011年7月に行った「夏のロシア・ウラジオストクルーズ(Cコース特別列車乗車プラン)」が準グランプリを受賞した。
同コースは、大阪駅・京都駅から特別列車で敦賀まで行き、同社の「ぱしふぃっく びいなす」(2万6594総トン)に乗船。その後、ウラジオストックを経て敦賀に帰港する4泊5日のコース。
同コースは、1912年6月から新橋~金ヶ崎(敦賀港)間に欧亜国際連絡列車の運行が開始されてから、100年目の記念すべき年であること、敦賀とウラジオストックの間で定期航路が開設されてから110年目にあたることから設定したものだ。
同社は受賞にあたり、今後ともオリジナリティにあふれ、魅力あるクルーズを作っていきたいと思っているとコメントしている。