減速機などの製造販売を手がけるニッセイは築地市場などで使われている3輪車ターレー向けに開発した車両搭載型燃料電池ユニットを参考出品している。
ニッセイによると、この燃料電池ユニットは「これからの導入を目指して現在、車両メーカーと開発を進めている」(開発部)ものとしながらも、燃料電池の定格出力は750Wで、ターレー自体の性能としては最大積載量1t、最高速度15km/h、積載時の登坂能力9度に設定しているという。
ニッセイでは燃料電池ユニットという形で車両メーカーに供給する形をとっており、今回参考出品したターレー向けのほか、自走歩行型フォークリフト用(定格出力300W)も展示している。