日本自動車工業会は、2013年の二輪車国内需要を前年比0.8%増の44万6000台になるとの見通しをまとめた。原付第一種、軽二輪車、小型二輪車が前年を下回るものの、原付第二種が前年を上回ると予想する。
車種別の需要見通しは、原付第一種は、利用環境面の厳しさが続くことから、同2.5%減の24万台を予想する。軽二輪車は、スポーツタイプの需要が前年並みに推移し、4万5000台、同0.7%減を予想。
小型二輪車もニューモデルの投入など需要を喚起する動きはあるものの、雇用・所得環境の厳しさもあることから、同2.8%減の5万9000台とマイナスを見込む。
一方で、原付第二種は、新商品の投入効果が見込まれることから、同13%増の10万2000台と2ケタ増を見込む。