日本郵船は、スイスのRobecoSAMによる世界企業の2013年CSR(企業の社会的責任)格付けで「ブロンズ・クラス(銅)」に選定されたと発表した。
運輸産業でメダルに該当する優秀格付けを受けた日系企業は同社のみ。
RobecoSAM社は、米国のS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスとともに世界的なSRI(社会的責任投資)指標であるDJSI(ダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックス)の選定を実施しているSRI評価会社。毎年、CSRの取り組みが優秀な企業を「ゴールド・クラス(金)」、「シルバー・クラス(銀)」、「ブロンズ・クラス(銅)」で格付けしている。
格付けでは、58業種の世界の大手企業3000社について経営、社会、環境などの面から持続可能性を分析、評価する。
今回、評価が高かった世界の465社を選定し、更に優秀な企業としてゴールド67社、シルバー52社、ブロンズ107社の計226社を選んだ。
465社のうち、日本企業は同社を含め35社。運輸産業では世界でゴールドが1社、シルバーが3社、ブロンズが6社選ばれた。
同社は今後も、良き企業市民として積極的に社会の課題に取り組み、より良い地球社会の実現に貢献していくとしている。