圧雪路で車両8台の多重衝突、6人が重軽傷

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1月30日午前7時30分ごろ、岩手県八幡平市内の東北自動車道下り線で、ワゴン車の単独衝突事故を発端に、車両8台が関係する多重衝突に発展した。この事故で6人が骨折や打撲の重軽傷を負っている。

岩手県警・高速隊によると、現場は八幡平市松木田付近で片側2車線の緩やかな右カーブ。凍結路面でスリップしたワゴン車がガードレールに接触して車線を塞ぐ状態となったが、これを避けようと急ハンドルを切った後続車がスリップ。次々と衝突し、車両8台が関係する多重衝突に発展した。

この事故でトラックを運転していた46歳と57歳の男性が足を骨折する重傷。他の車両を運転していた4人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

事故当時、現場の路面は圧雪アイスバーン状態で、最高50km/hの速度規制も実施されていた。警察では当事者から事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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