オペル、新会長を任命…VW からヘッドハンティング

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オペルの新会長に任命されたカール-トーマス・ネウマン氏
  • オペルの新会長に任命されたカール-トーマス・ネウマン氏

GMの欧州部門で、経営再建中のオペルは1月31日、カール-トーマス・ネウマン氏をオペル取締役会の新会長に任命すると発表した。

カール-トーマス・ネウマン氏は、現在51歳。ライバルの欧州自動車最大手、フォルクスワーゲングループからヘッドハンティングされ、フォルクスワーゲン在籍中は、中国現地法人の副社長兼CEOなどを務めている。

また、2004-2009年には、ドイツの自動車部品大手、コンチネンタル社に在籍。2008-2009年は、同社の取締役会の会長職にあった。

カール-トーマス・ネウマン氏は3月1日付けで、オペル取締役会の新会長に任命する予定。同氏は、「伝統と強固なラインナップを持つオペルを率いることに興奮している」とコメント。

また、GMのダン・アカーソン会長兼CEOは、「オペルはGMが世界で成功を収めるために重要。カール-トーマス・ネウマン氏が、オペルの欧州での収益性向上と成長に向けて、最高のリーダーシップを発揮するだろう」と述べている。

《森脇稔》

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