韓国ヒュンダイモーター(現代自動車)でエコ・フレンドリー・ビークル・システム開発部門のシニアバイスプレジデントを務めるキー・サン・リー氏は1月16日の基調講演で、2014年から順次、電気自動車(EV)の量産を開始する計画を明らかにした。
キー氏は講演で「2014年にスモールサイズCUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)タイプのEVを、2015年にはスモールサイズセダンタイプのEVの量産をそれぞれ開始する」と述べた。具体的な生産規模は示さなかった。
キー氏によると現代自は「1991年にEVの開発に着手し、1996年には米カリフォルニア州の認証も受けた。しかし電池の寿命や価格、重量の問題などで量産化は保留した。その後、2000年代に入り、多くの自動車メーカーと同様にEVに再び注力し、2010年に韓国内で『Blue-On』というEVを約1000台フリート販売した。また2011年末に少量生産体制を構築して『Ray EV』を発売した」という。