人民集会、ムルデカスタジアムで開催へ 3万人に制限、野党&NGO主催 マレーシア

野党などが12日に計画している大規模集会「ヒンプナン・ケバングキタン・ラクヤット(1.12HKR=人民の立ち上がれ集会)」について、主催者側はクアラルンプール(KL)のムルデカ・スタジアムでの開催が決まったと発表した。

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野党などが12日に計画している大規模集会「ヒンプナン・ケバングキタン・ラクヤット(1.12HKR=人民の立ち上がれ集会)」について、主催者側はクアラルンプール(KL)のムルデカ・スタジアムでの開催が決まったと発表した。

モハマド・サブ実行委員長(汎マレーシア・イスラム党副党首)らは9日に記者会見を開き、スタジアムの管理を行っているPNBムルデカ・ベンチャーよりスタジアムの使用許可を得たことを明らかにした。警察にも申請を出したという。スタジアム側によると、使用できる時間は午後2時から午後5時までで、人数制限を3万人にするなどの条件がついている。

「1.12HKR」は野党連合・人民同盟(PR)構成3党と非政府組織(NGO)が主催するもので、▽公正な選挙▽国内治安維持法(ISA)拘束者の釈放▽無償教育▽環境汚染の防止——など8項目の要求を掲げる予定。公正な選挙を求める「BERSIH(クリーン)」やヒムプナン・ヒジャウ(緑の連帯)、先住民の土地の権利保証などの運動への支援も表明することにしている。

広瀬やよい

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