スバル(富士重工)の米国法人、スバルオブアメリカは1月3日、2012年の新車販売の結果を公表した。総販売台数は33万6441台で、4年連続で販売記録を更新。前年比は26%増と、5年連続で増加した。
最も勢いがあるのは、新型『インプレッサ』(「WRX」を除く)。2012年は6万8175台を売り上げ、前年比は148.9%もの伸びを示した。2012年9月に投入された派生車種の『XVクロストレック』(日本名:『インプレッサXV』も、7396台を販売。一方、新型投入を控えた『フォレスター』は、0.2%増の7万6343台と微増にとどまる。
また、2013年モデルとしてマイナーチェンジが施された主力車種、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)は、前年比12.6%増の10万4405台と、引き続きスバルオブアメリカの最量販車に君臨。『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も、11.2%増の4万7127台を売り上げた。
なお、スバルの2012年12月単月の米国新車販売台数は、同社の月販台数として過去最高の3万6653台。前年同月比は8.8%増と、13か月連続の前年実績超えだ。
スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール副社長兼COOは、「2012年は販売目標を達成し、年間販売が新記録となる30万台に届いた。スバルにとって、最高の1年」とコメントしている。