メルセデスベンツが現在、新型『Aクラス』の派生4ドアクーペとして開発中の『CLA』。同車に関して、一部データが公表された。
これは12月12日、メルセデスベンツが明らかにしたもの。新型車のCLAのボディサイズや搭載エンジンなど、一部データが開示されている。
まずは、ボディサイズ。CLAは全長4630×全幅1777×全高1437mm。『Cクラスセダン』(全長4640×全幅1770×全高1430mm)と、ほぼ同じサイズにまとめた。メルセデスベンツはCLAを、「コンパクトミッドレンジクーペ」と呼ぶ。
搭載エンジンに関しては、複数を用意。ガソリンエンジンの主力が、最大出力211psのユニット。メルセデスベンツは、「ハイトルクのターボエンジン」と説明しているから、Cクラスなどに積まれる1.8リットル直列4気筒ターボと推測される。
メルセデスベンツの4WDシステム、「4マチック」が新世代版に進化して、CLAに設定されるのも特徴だ。新世代の4マチックは、リアアクスルに7速デュアルクラッチの「7G-DCT」と一体でレイアウト。競合他社のシステムに対して、最大で25%軽量というメリットがある。メルセデスベンツによると、路面や走行条件に応じて、最適な駆動トルクを前後に配分することができるという。
なおメルセデスベンツは今回、CLAの公式ティーザー画像を2点、公開している。