ゼンリンデータコムは、12月12日付で、デジタルサイネージ事業会社「株式会社 Will Smart」を設立したと発表した。
同社はこれまで、2012年7月の東京モノレール羽田空港国際線ビル駅での実証実験を皮切りに、大日本印刷との業務提携など、デジタルサイネージを活用したソリューションサービス事業を推進。今後、市場は急速なスピードで多方面に発展していくと判断し、新たに事業会社を設立した。
新会社では、デジタルサイネージを活用したソリューションサービス提供のほか、デジタルサイネージ機器の企画製造販売、デジタルサイネージ向け地図等のコンテンツの企画開発および配信、企業広告や商品販促用コンテンツ企画制作および配信などを行う。
今後は、鉄道事業者などの公共機関向けのソリューションや、小売流通業やメーカーなどの商用向けソリューションなど多様な展開を積極的に行っていく。
なお、2012年7月に同社が大日本印刷および韓国・フィンガータッチインターナショナル社と締結した業務提携は新会社設立後も継続。3社で新会社の事業推進に協力していく。