11月のタタのインド新車販売、2か月ぶりに減少…ナノは45%減

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インド自動車大手で、インド乗用車市場第3位のタタモーターズは12月1日、11月のインド新車販売(輸出も含む)の結果を公表した。総販売台数は6万6500台。前年同月比は13.5%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

タタのインドでの主力は商用車。11月は4万4323台を販売し、前年同月比は1%減とマイナスに転じた。このうち、LCV(ライトコマーシャルビークル)は3万4828台を占め、前年同月比は21.5%増と大きく伸びる。

また、11月のインド乗用車販売は1万8031台。前年同月比は35%の大幅減で、3か月連続で前年実績を下回った。超低価格車の『ナノ』は3503台にとどまり、前年同月比は45.3%減と失速した。

ナノ以外の車種では、『インディゴ』シリーズが3079台にとどまり、前年同月比50.5%減と4か月連続のマイナス。『インディカ』シリーズも、36.4%減の6656台と3か月連続で減少した。一方、『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズは、前年同月比7%増の4493台と、2か月連続のプラス。

タタモーターズの2012年4-11月インド新車販売(輸出も含む)は、54万8168台。前年同期比は0.7%増と、かろうじて前年実績を上回っている。

《森脇稔》

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